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3.11企画、検索は応援になる。

3.11、検索は応援になる。

毎年恒例なのかな。今年もTwitterでまわってきました。

2014年からはじめているプロジェクトらしくて、自分がちょうどTwitterをはじめた年にあたる。検索した回数 * 10円を寄付するというプロジェクト。太っ腹。Wikipedia をみてみると、一応ほとんど右肩あがりに寄付件数も増加(2017 ~ 2018は微減)

2014年3月11日
検索回数:2,568,325回
寄付金額:25,683,250円

2015年3月11日
検索回数:2,918,278回
寄付金額:29,182,780円
寄付金額:29,182,780円

2016年3月11日
検索回数:2,466,206回
寄付金額:24,662,060円

2017年3月11日
検索回数:4,294,532回
寄付金額:42,945,320円

2018年3月11日
検索回数:4,187,511回
寄付金額:41,875,110円

Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/3.11%E3%80%81%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%81%AF%E5%BF%9C%E6%8F%B4%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B より引用。

検索で寄付というのが面白いなと思うのは、検索するというのは知ろうとする行為じゃないですか。

だから記憶が新しいうちは検索しようとする前から、生々しい記憶があるんですよね。例えばオレなんか昨日何時にどこで何をしていたかなんてことも覚えていないのに、2011年3月11日 15時前頃に何をしていたか、だけはこの10年間で唯一覚えているんですよ。

遅いお昼を食べに、池袋のどの地点にいて、何を思ったかということまで。

その後数日、東電で働いている友人から色々なアドバイスをもらったり、事の重大さを教えてもらったり、めずらしく覚えている。

でも記憶が薄れていった時に人は検索するはずで、それは次第に大きくなるんじゃないかなあと。もちろんこのキャンペーンを知っている層は検索すると思うんですよ。

そうじゃなくて、このキャンペーンを知らない層がナチュラルに3.11と検索する可能性の高い日というのがやっぱり今日、3月11日で、そこを考えての取り組みだとしたら月並みだけど、なんだかすごく、良いなと感じるんですよ。それをやっているのが検索エンジンというのが、すごく。

検索されるという行為の意義を、すごく考えられているんだろうなと思います。

そんなことを思いながらこの動画をみて、泣きそうになった。


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Akiomi Kuroda / 黒田 明臣
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