ロボアドバイザーをはじめてみた!フリーランスの資産運用。
こんばんは、昭和の土埃です。
noteをはじめたときに、フリーランスとしての働き方について記事を書きました。
そこで少し触れたのですが、ロボアドバイザーによる資産運用として、四月からウェルスナビとテオをはじめました。まだ二ヶ月なので大した戦績でもないんですけど、けっこうおもしろいです。
ロボアドバイザーとは
「そもそもロボアドバイザーってなに?」という声も少なくなさそうですが、ざっくり言うとAIが過去の傾向などをもとに自動で米国株や日本株、金や不動産、米国債権など多様な投資商品を適切なバランスで購入してくれるというものです。本来資産運用をしようとすると、個人でそれらをどういうバランスで投資するか決めたり、保険会社や銀行が提供するパッケージ投資商品を購入して積み立てたりするのが当たり前だったようですが、いまは登録したユーザーは好きな金額を口座に振り込むだけ。
振り込まれたお金は、ロボットによるアドバイスを元にしたバランスで様々な商品が勝手に購入されていきます。あとはその利回りを受け取るだけという仕組み。
自分が説明するより詳しく書いていくれているところを見るのが良いでしょう。
このデメリットについて論じている記事が一番為になるかもしれません。読めばわかりますが、大したデメリットではありません。例えば短期的な爆発は見込めないとか書いてありますけど、そもそもそこに期待してロボアドをはじめるのは違うかなと。
これまでの資産運用
自分はもともと、保険会社が提供しているドル建ての積立投資をしているのですが、それは3%ほどの年利です。それでも十分良いのと、USDなので急激な円安や円高に見舞われた際のリスク分散にもなります。変換するときに円高だとすごく得になりますね。このあたりは神のみぞ知るというところですが、一ドル80円くらいの時からやっていたので、今の所すごくプラスです。
とにかく、円だけ銀行口座にいれていることほどもったいない話はないので、銀行に寝かせるくらいなら動かしたほうが良いというのが個人的な考えです。これには否定的な人も日本には多そうだけど、だから日本のお金は動かず経済も停滞するんだろうなと思いますよ。
話がそれました。
今回はじめたそれぞれのサービスについて簡単に。
WealthNavi (ウェルスナビ)
自動リバランス付きの資産運用サービスで、手数料は年率1%のみ。お金の出金や取引、リバランスには手数料も掛からないので、預けていつでも引き出せるみたい。これが保険会社のパッケージとかとは違いますね。
最低10万円からの運用開始で、月一万円からの自動積立にも対応してます。
自動積立というのは大切で、為替や株価は常に変動しているので積立で継続的に投資資産を追加していくのが結果的にバランスが良いというのは広く知られた話です。
Theo(テオ)
もう一つはTHEOというという同じくロボアドバイザーによるサービス。正直殆ど違いはありませんし、わかりません。
もちろん、それぞれ異なるロボアドバイザーを採用していて、同じ時期に同じ金額を入金しても、銘柄やバランスなどポートフォリオは異なってきます。
THEOの場合は、1万円から開始できるというのも強みの一つ。とは言え、1万からはじめてどうするの?という気もするので、アレですが。手数料に関してはWEALTHNAVIと同じく、年率1%のみです。
手数料について
手数料の年率1%というのは、自分で商品を全て選んで行う事に比べるとすこし割高です。ただ、自分でやるのはリスクもあるし、購入時に3%とかとられたりするそうです。(この辺は詳しくないのでよく知りませんが)。自分は、色々調べるのが面倒なのと時間がもったいないので、こちらにロボアドに全振りすることにしました。運用成績については大体3%くらいが目安だそうです。上でも書きましたが、3%というのはなかなかの数字です。
成績
ということで、今の所の成績それぞれ。開始したのが4月!何度か積立もしています。
WEALTHNAVI
たらーん。ということで、ウェルスナビの成績。4月からはじめて、現在丸二ヶ月!最初に30万ほど突っ込んで、毎月3万ずつ積立しています。原資は36万なのですが、既に37,454円ということで、寝かせているだけながら18,454円ほどプラスに。
例えばこれが10倍でやっていたらほっとくだけで184,540円プラス。100倍だったら1,845,400円のプラス。
ポートフォリオの組み方もリスクを許容した設定にしているので、30年ほど積み立てた結果、つまり自分の場合はちょうど定年退職する65歳の時点で、1,800万円ほど投資している形になります。大体月に5万計算。
実際は、毎月三万と、年に二回ほど10-15万ずつ投資する予定です。
そのシミュレーションでは。
30%の確率で、5,685万円
50%の確率で、4,214万円
70%の確率で、3,190万円
だそうです。
いずれにしても、ただ銀行に寝かせているよりは全然ハッピー。
THEO
つづいてTHEO。
こちらも同様に、初期投資30万円からの毎月3万円ずつ積み立てています。こちらも年に二回ほど、10-15万円スポット的に入金予定。
こちらは積立がまだ一回分しか反映されていないものの、成績としては4%超ほど。若干、WEALTHNAVIの方が成績は上向きですね。しかしいずれにせよ3%は越えています。
取らぬ狸の皮算用
黒田が30年後まで生きている可能性は限りなくゼロに近いとは思っていますが、仮に家族ができたときなどに残せる財産が多少でもあるというのは大きいですね。THEOとWEALTHNAVIそれぞれで、残り30年を使って3,800万円ほどを原資として積み立てることになります。
それぞれシミュレーションでは50%の確率で8,428万円くらいにはなるそうなので、残りの数年生きていくには充分じゃないかな?たぶん。
貯金自体には興味が無いので、稼いだお金はどんどん使っていくタイプですが、老後のことは心配なので、そこはかとなく考えています。
あと、この2つのサービスは出金に対して手間とペナルティがない点も良いです。
いつか世の中が変わるかわからない
例えば、これらのサービスが健全に30年間運用されるということは当然として、もしかしたらもっと良いサービスや投資運用についてのスタンダードが変わるかもしれない。少なくとも現在、仮想通貨とかAIとかBIとか色々な可能性が出てきているわけで。そうなったときに、これらの投資用資産を他に利用したりしたいと思って変更できるという点が一番大きいですね、個人的に。
規模はともかく、フリーランスの方は是非そのあたりも視野にいれて、気軽にやりはじめると良いと思います。あとは401Kなんかも良いですね!
ではまた桜の咲く頃に。