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月3万円で老後一億円を目指す資産運用

こんばんは、緊急事態宣言中は慣れないダイニングテーブルで作業しているので、首と方が緊急事態宣言やむなしな状況になっています。軟骨が薄氷黒田明臣です。

資産運用をどのように行うかということで、何をどこでどのように買うかという基本中の基本、バスケットボールで言えば、投げるのはバスケットじゃなくてボールだよってくらい当たり前の話をしてしまったのですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。たまには私と一緒にバスケットを投げましょう。

そこで、そうそう。じゃあ資産運用して老後2000万問題解決したりハッピーに子孫に資産残して人生のフィナーレ迎えるためにはどうしたらいいのよってことで、これに対して田端信太郎さんがたった一つのツイートで整理してくれていました。

たった一つのツイートですが、一般人が貯金をしつづけてそこそこの確率で 一億円手に入れる方法です。何をどこでどのように買うかというのが全て理解できるようになっています。言ってしまえば自分が言いたいことはこれをもう少し冗長にしているだけです。なので、このツイートで全てを理解できる人は今すぐボスビッチでも聞いてください。

一つずつ解説してみます。

商品 - MSCIワールドインデックス連動

MSCIワールドに連動するインデックス投信というのは、商品でいう投資信託に相当します。 何を、の部分ですね。まあ、インデックスとは何なんだとか色々気になる人は気になっちゃうかもしれませんが、いまはまだ気にしないで良いです。

このMSCIワールドインデックス連動の商品には、色々あるんですけど、例えば自分はこういうものを実際運用しています。

場所 - 証券会社

次に、このMSCIワールドインデックス連動の商品を買うためには、証券会社の口座が必要です。どこに当たる部分ですね。

これも色々ありますが、楽天証券かSBI証券を登録しておけばまず間違いないです。楽天証券は、楽天カードや楽天ポイントと連動して非常にお得なサービスを提供しているので、何もかも初めてなら楽天証券が良いかと思います。

手法 - 積立購入

そして40年続けるというのは、かんたんに書かれていますが並大抵のことではありません。もちろん私もまだ40年どころか10年もできていないので。シンプルにして最大の課題。積立購入です。

これは積立NISAなどを活用することもできますが、積立NISAは20年という縛りがあるので40年積み立てるというのは一般積立以外に方法はありません。

何故、それがそこそこの可能性で一億円になるのか

つまり、証券会社の口座を作って毎月3万円指定の投資信託を購入するとそこそこの確率で老後には億万長者になってるということですね。

3万円を40年間、つまり480ヶ月購入し続けると、単純計算で元本は14,400,000円になります。1440万円ですね。これが一億円になるというのはどういうことでしょうか

複利

それは、複利による恩恵です。

複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う

これはアインシュタインの名言らしいですが、相対性理論を発見した人が、その理論を差し置いてこんなこと言ってるんだとしたら、やばすぎませんか。

複利については、こちらの記事を読んでみるとのがわかりやすいと思います。

単純にまとめると、運用し続けることで年利で得られた利息分にまで!さらに!利息がつくので、雪だるま式に増えていくということです。借金で考えると雪だるま式に増えるというのは恐ろしいですが、逆に運用の利息で増えていくと考えるとこんなにありがたい話はありません。

これが、長期的に資産運用すべしと言っている理由にほかなりません。

実際に楽天証券の積立シミュレーションで、MSCIワールドインデックスの過去30年の実績である8%を、残り10年続くものとして3万円積み立てた場合です。

1億

一億円いってますね。実際にはここから税金引かれるので、実際はこの時点で9700万くらいだそうです。

右側のグラフをみるとわかるように、薄い青は元本、濃い青が運用益です。元本20%以下に対してほとんど利益ですよね。寝かしてるだけで増えたお金です。

ちなみに、自分が活用している楽天証券では、積立の複利効果についてシミュレーションができるページがあるので利用してみてください。これで自分の積立できる金額や運用益の数字をいれて、老後いくらくらいになれているか元本に比べていくらくらい増えているか試算できます。

MSCIワールドインデックス連動商品というのは、雑に言うと全世界の株をまんべんなく購入している投資信託なのですが、それが何故、どのくらいの年利を得られているかということに起因しています。

全世界の株式、これは世界一の株式市場であるアメリカをはじめ第二位の日本、ほかにもヨーロッパ先進国をはじめとした株式を浅く広く買い漁っているような商品です。なので、国対国を比較するのではなくそもそも全世界の経済が成長しているのか後退しているのかでプラスマイナスが変わるわけですが、全世界の経済はゆるやかに成長しています。ここ大事。

当時はトヨタ・ソニーと世界十指の企業をもつ日本でしたが、いまは世界の企業価値第10位まではほとんどアメリカ。中国が一社二社ある程度で、日本は負けてしまっています。でもこれは日本対で比べた発想。

資産運用においては、そのようなリスクから開放されます。全世界的には人口も右肩上がりで増えており基本的に人口が増えるほど国というのは豊かになります。(もちろん今環境問題を中心にそれ以外の問題が顕在化してきていますが…)

具体的には、過去30年間で世界の株式全体は年利を平均すると8%近いプラスになっています。つまり、30年前からMSCI連動投信を3万円ずつ購入していた場合、あと10年あれば一億円になるわけです。

これがそこそこの確率で言われている理由ですね。

もちろんその間にはリーマンショックなど、二桁近くマイナスになるような時期もありましたが、長期的に復活してきています。あくまで平均して8%ということもポイントです。ここにも長期保有によるメリットが出ているわけですね。短期でやっていると損して終わる可能性があるということも示唆しています。

1440万円の元手が、40年かけて3万円という無理のない出費から、老後には1億円になっている。すごいですよね。

実際には、もちろん税金も惹かれることになるので、雑な計算ですがそれでも6500万くらい手元に残ります。2000万問題の三倍くらいは用意できるわけですね。

いま30歳以下の人は、リタイアするであろう70歳以降にはそれに近い貯蓄ができている。もし8%に到達できなかったとしても40年運用して元本が割れていることは無いでしょう。ありえるとしたら、今の世界の常識を覆すようなイノベーションがおきた場合ですが、いつでも好きなときにその時の情報に合わせて増やしたり減らしたりできるわけですから、柔軟性もあるわけです。

一攫千金を狙いたい海賊王タイプの人でなければ、コツコツ資産運用を今からでもはじめるのがよいのではないですか。

あ、あと実はもう一つ、この方法には積立であるメリットが包含されているのですが、それはまた別途お話します。

おやすみんち

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