レタッチデータ定期便 - 限りなく透明に近いブループリセット
お疲れ様です。4月には退去しないといけないのに、新居が決まっておりません。次第に精神状態としては、家とは何なのか、衣食住の一つが欠けたくらいでにっちもさっちもいかなくなるような軟弱な精神でよいのか、という謎のマッチョ思考に傾倒しつつある今日この頃ですが、皆さま住むところはございますでしょうか
その家、本当に必要ですか?
今月も飽きずにプリセットデータをお送りしたいと思います。
はじめに
前回は、あきりんブルーをつくる方法ということで、プリセットワンプッシュで再現可能な白背景用のプリセットを用意しました。
これは白バックでライティングしたとき用なので、WB5500くらいを想定しているので青を再現可能です。
それとは別に、自然光または室内光などのもう少し柔らかく汎用的に使えるモノを今回は用意してみました。
ポイント
ただし、察しの良い方はお気づきかと思いますが、自然光や室内の場合はストロボのみと異なってもとのホワイトバランスが写真ごとにそれぞれ異なるので、正確なブルーを表現することが難しくなります。
なので、今回はBefore / Afterで、このプリセットが想定している理想的なブルーを見せつつ、皆さんの写真に応じてホワイトバランスを調整していただく前提のプリセットになります。
必ずホワイトバランスをご自身で調整してください。
それ以外のコントラストやアクセントは調整しているので、ベースのホワイトバランスさえ調整してもらえればよしなな写真になると思います。
たとえば
例えばこれがSOOC。何もしていない撮って出しの写真になります。
プリセットをあてはめてみましょう。
ギョ!誰もハッピーにならないこの世の終わりすら生ぬるいブルーになってしまいました。白熱灯を含めたミックス光になっているからですね。
ホワイトバランスのみを調整すると、このようになります。
実はホワイトバランスを調整するだけで、すごく応用が効きます。ポートレートように作っているので、是非応用してみてください。
ポイント
画像内の白がうっすら青いくらいがベスト。
つまり、画像内の黄色は白に近づき、青はより青になります。
これがこのプリセットのポイント。
先程の写真例でいうと、カーテンレースや壁の白が、うっすら青いくらい。これがベストです。
Before
After
こうなります。
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応用編
これは先日の仕事ですが、人でもブツでも応用が効きます。ブルーと言っていますが、あくまで限りなく透明に近い。なので、無理にブルーに引きずられないようにしてくださいね。やりすぎなければすごく実用的だとは思うので。
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