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SNS時代における三つのフォトグラファー戦術

都会生まれの都会育ちナチュラルボーンシティボーイにして野生の写真家黒田です。オフサイド待ったなしの状況にトラベリング全開な日々を過ごしている中ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか

今でこそ色々やってるんで得体の知れない存在に拍車がかかっていますが、色々やらなければフォトグラファー単体として生きていくのも面白かったと思います。ただ、一つのことに人生を捧げる辛抱のない性格なのは生まれつき致し方なしということで、この注意力散漫なライフスタイルが合ってるということにさせてください。

今回は、SNS時代のフォトグラファー戦略ということでポイントを三つ、まとめてみようかなと思ってます。もしこれからフォトグラファーとして食べていきたいという人がいれば、この三点に全力コミットするのは中々吐き気を催すアドバイスになる予感です。

商業フォトグラファー二つの道

SNSからフォトグラファーとして仕事にしていく、いわゆる商業フォトグラファーになるという道。ここでは、この定義を商業の世界で活動するフォトグラファーということにします。つまり、同じプロカメラマンでもビートゥーシー(B to C)とか写真専門誌とかを中心に活動するとかではなく、広告とか雑誌とかそういう感じにしておきます。

その上で、自分が見る限りここには二つの属性があると思っています。一つは作家、この人たちは仕事だろうが仕事でなかろうが写真を撮り続けます。作家なので。写真家というとこういう人を指す場合も多いと思います。その一方で、高い職能をもつ写真家がいます。完全なる広告カメラマンなどがここにあたると思います。さらに、この両面の活動をしている人も多いです。つまり、多くはこの三パターンのいずれかになります。

属性としてはこの二つしかないのでシンプルです。前に出ているのが作家性なのか、職能なのか。ちなみにプロアマ問わず趣味で写真を撮っている人たちは広義に写真家であるとオレは思っています。

SNSから商業へ足を踏み入れるための三か条

今回お伝えする三か条は、この作家性職能という属性を踏まえて書いてみます

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