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外国人の友だちほしくて、がむしゃらに知り合おうとした経験がモデル探しに役立っているという話。

こんにちは、人物を撮影するいちフォトグラファーとして、今回もモデルの話について書いてみようかなと思いますが、教科書的な内容を伝えたいわけではなく個人的な経験談です。

前回、モデルが見つからないと嘆くのは違うということを書いたんですけど、じゃあお前はどうしてきたんだという話をしたいと思います。

自分がポートレート撮影を自覚的にはじめたのは2014年。それはとある写真展への参加をきっかけにしたものでした。その展示に参加してからは、いわゆるポートレート写真界隈?の人たちと知り合うことになり、それと同時にモデルの方をお互いに紹介しあったり知ってもらったりして、リアルやTwitterを通して撮影することになったりしたんですよね。Twitterをはじめたのも、その展示へのオーディション参加を決めた頃でした。(2014年の春)

何故そのオーディションに。というのはおいといて。

それまでの自分が写真に対する姿勢は以下のような点でした。

・旅行やドライブのとき、車にカメラを積んでも良いかな。
・人を撮る方が楽しいけど、二人で出掛けるより大人数が良い。
・楽しいけど写真のために出かけるほどではない。


どういうことかというと、人を撮るのは良いけど知らない人を撮るという発想自体がありませんでした。というか、そういうことをして楽しむという発想がなかったというか。

2014年になってからは、Twitterを中心としたSNSでモデルと出会ったり、撮ったらSNSで公開してそれをみたモデルの方を知り合って、さらに撮影につながってというサイクルが自然とでてきたのですが、それ以外にも知り合ったモデルの方がちらほら。

これには過去に外国人を探してあらゆる手を尽くしたことが生きているなと感じたので書いてみます。

20代中盤の頃、突如英語がわかるようになりたくて一年間勉強したことがあります。その一年間は一切会話を勉強することなく、文法のみ学んでいたわけですが、学んだ結果話す相手がいないということに気づきました。

この時に自分はとにかく英語の喋れる外国人と交流しようということで、どうしたら外国人と出会えるか、考え抜いてあらゆる手段を講じてました。

こちらの欲求はだいたい以下のようなもの

・英語を教えてもらいたいわけではなく、日常会話をしたい
・日本人の英語になれている人より日本人の英語になれてない人がよい
・友だちをふやしたい

自分にはこういう欲求があって、おそらく日本在住か旅行できている海外の人でも、ローカルの日本人で英語が話せそう(話したそう)の友人ができたらおもしろいと思っている人はいるだろうと考えました。

なので、うまく探せば見つかるんじゃないかな?という予想のもと、あの手この手、できることは思いつく限り全部しました。

その時にやったことはいくつもありますが、覚えている限り以下のようなものです。

六本木やクラブやバーにいく。

だいたい夜の街には夜な夜な飲み歩いている外国人がいるので、そこに突撃して好きでもないお酒をたしなみながら勇気を振り絞って声を掛ける。これだけです。これはナンパなのだろうか?ロック好きでもないのに大音量でマリリンマンソンが流れるロックバーに入り浸って隣の席で一人酒を楽しんでいるノルウェイ人に話しかけたりして英語を使う機会を増やしてました。

ちなみに、未だに彼らはオレがお酒とロック好きのイカれた日本人だと思われています。

外国人になったつもりで、英語で観光検索

外国人旅行者になったつもりで、東京の観光地や楽しみ方を探していました。(東京在住なので)。例えば本屋で、英語で書かれたガイドブックを買ったりして。そこには色々な事が書いてあって、一つは外国人が出現しやすいポイントが書かれているわけです。そこで徘徊して観光客っぽい人がいたら話しかける。それだけです。

外国人になったつもりで、無料広告を載せる

外国人向けのコミュニティというのがネット上でもあって。例えば東京在住の外国人向けのフリーペーパーがウェブサイトがあって、ここには掲示板的な広告を掲載する場所があり、そこにメッセージを書き残すことは無料で出来ます。

なので、オレは何故か日本人ながらそこに出稿して、「日本人だけどコーヒーでも飲みながら日常会話楽しみませんか?」みたいな広告を延々とうちつづけていました。けっこう連絡きます。ちなみにそこで知り合ったオーストリア人はもう10年来くらいの友人です。

バックパッカーを家に泊める

当時、ワンルームマンションに住んでいましたが、そこそこ広さだけはあるワンルームだったので、カウチサーフィンという無料で宿を貸すサービスを利用して外国人を泊めまくってました。

長い人は1ヶ月くらい滞在したり、短い人は一泊だけとか。とにかくこのサービスを使ってたくさんの人と出会った。何十カ国の人と出会えたかわからないくらい出会えた。

正直一人の時間というのは殆どなかったですね。いまでいうAirbnbのようなサービスの無料版なんですが、日本に旅行できているバックパッカーはものすごい数がいるので出会いに困ることはありません。

そのぶん、一期一会なので悲しさもあるし、気が合う人ばかりじゃないからなんとも言えないけど、ただ楽しさだけがある時期でした。

バックパッカーは基本的にあまりお金がないので東照宮がみたいという旅行者のために何故か車だして栃木までつれていって旅行したりとか、懐かしいなあ。ここでコミュニケーションをとれるようになったことが、一番の自信になりました。このときの英語力がピークだったと思う。(ちなみに今はもうすべて忘れかけている。)

他にも色々あるんですが、とにかく思いつく限りなんでもチャレンジしてました。

このときの経験があったので、写真をはじめてからモデルを探すとなったときも、自分が相手の要求を満たせる何かをもっていて取り組めば見つけられると思っていて、その意気込みでやってました。

どれも当たり前のことだけど。

・撮られたいと思ってもらえるような写真を撮れるようがんばる。
・純粋にただ写真を、あなたを撮りたいという旨を伝える。
・出会い目的ではないときちんと伝える。
・自分が写真を撮っているということを説明できるようにしておく。
・偉ぶらない。
・撮らせてもらう精神。

その気持ちをもって日々生きて、例えばバーで見つけた女性と撮影したり、友だちの親族を捕獲したり、身近な友人でかわいいどころに声かけたり、会社にいた謎の美女(他人)に声かけたり、インターネットで見かけたおもしろそうな美女に突然連絡してみたり、原宿で人待ちをしている女性(他人)に声をかけて撮影させてもらったり、とにかくモデル活動してるわけじゃないけどキレイみたいな人とか撮りたい人がいたらとりあえず突撃というスタイルでした。リスペクトと情熱をもって。

ちなみに、人見知りだから無理とかいう人もいるかと思いますが、そこは根性でカバーです。オレもけっこうな人見知り、というかシャイボーイなので見知らぬ人に声かけるというのはかなりの勇気が必要でした。

ただ、自分は「物理的に発声する機能を有しているのだからそれを行使するだけだ」というかなり体育会系な力技で乗り切ります。声をかけるまで、近くをうろうろしながら迷いに迷いまくって緊張していたので、相当気持ち悪かった思います。

ただ、それで断られたことで失うものは何もありません。少し傷つくだけですが、「自分は傷つくだけのものを築き上げてきただろうか?」「いや、なにもない」と考えれば、その痛み = 消すべきプライドということでやりきりました。

その後、世の中にはTwitterを中心に被写体活動をしている女性がいることを知って、オレが思ったのは「なんてイージーなー世界なんだろう」ということでした。

それからは最初に書いたように、写真をとってそれを公開して、撮影してという良いサイクルです。なので、モデル探しを真剣に取り組んだらそれはあまり難しいことではないと思います。

根本的に、自分の考えはこういうことなんだと思います。

街を歩けば山ほど人間がいることは一目瞭然だから、あとはただ出会うだけ。できるだけスマートに。

余談

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外国人の友だちほしくて、がむしゃらに知り合おうとした経験がモデル探しに役立っているという話。

黒田 明臣 / あきりん / XICO

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黒田 明臣 / あきりん / XICO

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コメント2件

「自分は傷つくだけのものを築き上げてきただろうか?」って格好いい。そこ忘れちゃいけませんね。いいnoteでした。
いやほんと当時は素人以下だったので笑、はずかしいです笑
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