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[データ定期便] フィルムをデジタルでレタッチするための不思議なプリセット

あれ、6月も半ば。かれこれ購読マガジンをはじめて一年くらいは経っている気がします。どうですか、みなさんはさいきん。外界との接触をたちすぎて色々なことに置いていかれている気がしますが、何かをがむしゃらに取り組んでいる日々ではあります。

今回はフィルム写真について。あんまりイメージないかもしれませんが、公私問わずフィルムで撮影することはすくなくありません。特に理由はないんですけど、やれるときにやっておこうというとこで。

おもに中判と、Canon V1とかいうAE付きのカメラで撮ったりしています。ピント外しまくっていてつらい。フィルムで露出があったときのデジタルと見間違うかのようなトーンにはけっこうハマるものがあるんですよね。

基本的には現像所のプロフェッショナルがトーンふくめ色合いなどよしなに調整してくださっているのですが、戻ってきたものをいくつかイメージを変えて調整することも少なくありません。

ということで、今回はフィルム用の現像について書いてみたいと思います。

フィルム現像

自分はフィルムを撮影した後は基本的にネガスキャンをしてもらってデータでもらっています。フィルムで撮影してプリントでもらうということはほとんどありません。(まったくないわけではないが)

なので、基本的に取り扱いはデジタルと一緒なんですね。そこで現像所の方に調整していただいた色味というのは、皆さんご存知かわかりませんがかなり手をいれてくださっています。元のネガの状態では絵にならないようなものもあの手この手で成り立つ写真にしてくれてるんですよね。

これはつまり、我々がRAW現像したりするのと同じように、旧来ながらの方法でオペレーターのセンスが介入してるということです。もちろん彼らはプロ中のプロなので、それがまた良い具合になってるんですが、良し悪しではなく好みの問題で、ああしたいこうしたいというのが当然あります。クリエイターなので。

なので、好みの反映という意味でちょとした手直しを施すことも少なくありません。今回はそんなプリセットデータです。

ポイント

ネガスキャンとはいえ、JPEGファイルです。あまり大きく露出変えたりすることは好まれないですね、当然。バランスとしては、1EV前後させるのがギリギリ。できるだけコントラストは微調整を行います。1/100のパラメータを調整していくマイクロの世界です。

また、カラーについてはオペレーターの好みなどが反映されている可能性もおおく、フィルムっぽく盛大に緑に転んでいたりと言ったこともあります。多くの現像所を試しましたが、個人的にいまは、濱田英明さんにおすすめしていただいた #山本写真機店 にお送りすることが多いです。

山本さんのところにいってからは、ほとんど調整はしないで使用しています。

サンプル

例えば以下のような調整をしています。Before / After です。

どうですか。この微妙な違い。どっちが良いとか悪いじゃないですよね。

こちらもです。オレンジ一色で染まっていたところをホワイトバランスを調整して色がきちんと分離するようにしています。

フィルムの特徴的な緑被りを取り払って夕日感を強めてみたり。

これらのプリセットでは、ホワイトバランスは自分で調整する前提で、基本的なトーニングや露出のバランスについてセットしたものです。

露光量は好みの数値と元のデータに合わせて調整すると良いと思いますが、是非ご確認ください。

データ

ということで、今月のデータです。

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[データ定期便] フィルムをデジタルでレタッチするための不思議なプリセット

黒田 明臣 / あきりん / XICO

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黒田 明臣 / あきりん / XICO

Founder of XICO Inc. 生きる知恵とかを垂れ流しています。

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