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誰でもかんたんにiPhone写真を劇的変化させるたった一つのテクニック一選

iPhone Xが、エックスじゃなくてテンという意味であったことを 11 Pro 発売で思い知ったX Japan黄金時代に乗り遅れたサディスティックデザイア黒田明臣です。

自分はプロカメラマンという単語があまり好きではなくて、自分をそう名乗ったことは一度もありませんが、写真を撮ることでお金をもらうようになったこともあり、カメラにはそれなりのこだわりがあって基本的にiPhoneで写真を撮るということはありませんでした。写真を撮るならフルサイズで。くらい意識の高さをキープしていました。

ただし、それは実のところ言い訳であって、単に撮れなかったのです。下手くそだから。さいきんでこそ、日々 #todaysoutfit 的な記録をつけるためにiPhoneで写真をとっったり、料理を作ったら撮るようにしたり、お店で食べるご飯を撮ったりするようになって、ほんとうに自分はiPhone写真が下手だなあ。と思っていました。

SNSを眺めていると、世間の声はカメラの進化や現像技術の進歩について称賛する声ばかり。自分はテクノロジーの前進に追いつくことができていないと諦め、先日発売された11 Proについても、カメラが進化しただけなら自分にとっては無縁であると思い、購入する気はゼロでした。

もちろん、まわりの友人はギャラクシーやオッポといったスマートフォンをフル稼働して一眼レフ顔負けの写真を撮っているので、天才です。彼らを半端じゃないリスペクトと羨望の眼差しでみていたものです。

僕には無理だ。

そうして自分の才能の無さを受け止めていました。

しかし、突然春が訪れます。2019年9月。写真をはじめて6年目です。iPhone購入から9年目。ついに、iPhone写真が楽しくて仕方ない領域にたどりつきました。

それは、たった一つのテクニックを覚えたことで、どうあがいてもうまくとれないスマートフォンカメラから、めちゃくちゃ写真がキレイに撮れる神カメラへと変貌しました。

今回は、そのテクニックを皆さんにお伝えして眠りにつきたいと思います。

これまでのiPhone写真


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どうでしょうか。控えめに言ってジョブズが助走つけて殴るレベルじゃないですか。これが自分にとってのiPhoneカメラでありiPhone写真でした。

しかしさいきん知ったこのテクニックを使うようになってからはiPhoneで撮ることが楽しくて仕方ないという状況です。

テクニックを使用した写真

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この一枚。本日仕事中にiPhoneで撮影した状況カットですが中々お気に入りです。先程ご紹介した写真とは天と地。これは一つのポイントにだけ気をつけた結果です。

奥行き、光、構図、シャドウの塩梅など、すべての面で改善しています。同じ人間が撮ったとは思えない写真。なによりもにじみのないクリアな画質に驚きました。これはすべて、とあることを撮影時に気をつけるようにしただけです。

構想九年の匠技

そのテクニックというのは、シンプル、単純明快。誰でもかんたんにできることです。それは、

カメラレンズを拭く

以上です。これだけ。

カメラレンズを撮影前に拭くようになってから、写真が劇的に変化しました。にじむ光もなくなり、クリア。シャドウの塩梅やボケ感などもカメラ側ですべて完結。さらに自分が利用しているiPhone XS Maxでは、デュアルカメラというらしく広角と標準域くらいのカメラがついています。

これは普段利用しているLeica Q / Leica Mとも非常に近い。レンズさえ拭いてあれば画質は一級品となりました。

もはや現像する必要すらありません。

本日撮影した写真だけでもこれだけあります。iPhone 写真。

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ちょっとシャッターを押す前に気を配るだけで、とたんに透明感抜群のクリアな画質に。レンズを拭くだけ。人はレンズを吹かなければならないという好例です。ここに気づくまで、これまで9年間かかりました。ハリウッド風に言うなら、構想9年です。

こういうクロスをバッグに忍ばせておくとさらに○です。

ちなみに写真はこちらのリーガロイヤルホテルさんとのお仕事中にiPhoneで撮影したシチュエーションカットたち。もっとおしゃれな写真もみたい!という方は、フルサイズ高画素機によるお写真と中之島を彩るショートストーリーたちを本アカウントでお楽しみください。

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