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ソーシャルメディアストーリーテラー

フォトグラファーとはソーシャルメディアストーリーテラーになり得る。というのが最近自分の中で出てきた一つの答えという話を以前noteに書きました。

もちろん、必ずしも誰しもがそうであるという極論を言うつもりはなく、あくまで広告業界の中での一端をフォトグラファーとして担う方や、そういった働き方を希望する方に限定されてくるとは思います。


なので、あくまで限定された世界の中ではそうなり得るよね、という話なんですけど、被写体という眼の前に存在する対象の魅力をクリエイティビティや私的な感情を乗せて捉えるというフォトグラファーならではの視点を、企業のマーケティング活動に応用していくことは、「写真を撮る」事以外にもあるのではないか?それを深堀りしていくことが、これから起こるであろうさらなる社会レベルのイノベーションにおいてフォトグラファーが生き残る可能性になるのではないか?というのが最近のテーマです。


もちろんそれはヒーコという会社が、広告業界の中で、フォトグラファーをはじめとしたクリエイターと企業におけるシナジーを生み出す為の装置であることもあって、ポジショントークにはなるんですけど。


とはいえ、そういった思想のもとでチャレンジをしていくことで、できるだけ多くのフォトグラファーが自身の得意とする行為を通して仕事を得ることができて、生活を営むこともできる世界を目指しています。


そういうこともあって、ヒーコは年明け以降でサイトのリニューアルを皮切りにリブランディングを来年図っていくことになります。


写真を撮ってマネタイズするという行為の殆どは、広告業界の中で生きていくということに多かれ少なかれ通じていると理解しているのですが、アマナとの業務提携を通して、現場のリアルなども学ばせてもらいながら、この活動は広告主にあたる企業や団体、場合によっては行政機関等の代弁者としての一端を担うことになると考えています。


これは発注サイドの視点で言えばマーケティング活動の一貫、一プロセスであることが多く、そういった活動を俯瞰的に理解できているかどうかが我々のようなクリエイティブカンパニーの分かれ目だとも思っているわけですが、マーケティングを理解するということを地でいっているのが、ソーシャルメディアを有効活用できているクリエイターだったりするわけなんですよね。


マーケティング理論や歴史を把握していなくても、誰もが現場の当事者となり得るSNSをはじめとしたソーシャルメディアでの活動を行うクリエイターは、自身なりのブランディングがあったりすることが常で、そのような活動との親和性はけっこう高かったりします。


そこで、トップダウンに戦略ありきで仕組まれがちなマーケティング戦略を企画、実行する組織として、ソーシャルメディアで活動している人たちの知恵や感性を武器にボトムアップなアプローチで実行していく企業として、2021年、ヒーコはソーシャルメディアストーリーテラーを名乗っていくことになります。

実はそれらの思想を具体化したプロジェクトなんかも最近は増えてきています。

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生々しい話。

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クリエイティブ制作、ソフトウェアエンジニアリング、ソーシャルメディアマーケティング、広告業界あたりを右往左往している肩書き迷子で得体のしれ…

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