Akiomi Kuroda / 黒田 明臣

Founder of XICO Inc. 自由

Akiomi Kuroda / 黒田 明臣

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マガジン

  • 会社員経験のないフリーランスだけど人生に支障はありません。

    会社員人生のないフリーランス十数年目の30代未婚男性がアンバランスなシーソーの上に乗っているかのような文体で何かを綴りながら愛とは何かという事を模索していく世の中は結局お金的なマガジン

  • SNS時代の生存戦略

    • 9本

    SNS時代の生存戦略サークルのオーナー黒田明臣とメンバーによるマガジンです。生存戦略が機能している限り更新されていると思いますが、されていないということは生存に失敗している可能性があります。

  • きわめてパーソナルな何か。

    きわめてパーソナルな何か。

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    Leica M11 Black Paint

    もしどなたかお譲り先が見つかるようであれば、M11-P に変えようかなと思っているため、販売します。殆ど使っていないので状態は良いです。価格はマップカメラの備品程度の価格で検討中。箱や備品は完備、のはず。
    ¥935,010
    Personal Store Akiomi Kuroda - 黒田商店 - プリセット・中古品販売
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    タートルネック「OMI」S/M/L

    生地からデザイン、サイズ感にいたるまで、こだわりを凝縮して制作したプレミアムなタートルネックです。日常のちょっとしたお出かけからオフィスカジュアルまで、幅広く使用できます。サイズ:S、M、L ※ユニセックスです。仕様:上記画像6枚目をご覧ください。素材:ウール100%取扱い:クリーニングまたは手洗い※この製品は生地の性質上突起物に引っ掛かりやすいので、着脱時やアクセサリー等には十分お気をつけ下さい。※プレゼント用の包装は行っておりません。あらかじめご了承ください。※配送は毎週「水曜・木曜・金曜」のいずれかで対応させていただいております。配送に遅れが生じる場合がございますので、ご了承ください。▽制作過程、こだわりのポイントについてhttps://note.artratio.net/n/n77643f1b4d41
    ¥20,000
    Personal Store Akiomi Kuroda - 黒田商店 - プリセット・中古品販売

記事一覧

ヒーコのロゴをようやくリニューアルしました

クリエイターと道具市場のジレンマ、そして予算構造の抱える問題

フォトグラファータートルネック「OMI」を発売

写真展 GO BEYOND に寄せて

映画における娯楽と表現の両立

もののあはれを知ること

フォトグラファーのレバレッジ効果

戦略と戦術のちがいを考えてみる

「考える」、「つくる」、「発信する」

サークルへの移行

クリエイティブの民主化

アイスバーグ理論

無自覚に自分は天才という前提で生きている人々

ヒーコのロゴをようやくリニューアルしました

こんにちは、死にかけの不死鳥、株式会社XICO 代表の黒田明臣です。 念願である、コーポレートロゴのリニューアルを発表しました。ロゴリニューアルとそれに伴ういくつか変化を特設ページで公開しています。発表の中には、オウンドメディアのローンチも含まれているのですが、そこの記事第一弾としてこれまでのヒーコを振り返りながらアレコレ語ったりもしています。 あれからもう一ヶ月経つので改めてこれまでの経緯を振り返りたいと思います。 ウェブサイトの発表ロゴリニューアル特設ページ ヒー

クリエイターと道具市場のジレンマ、そして予算構造の抱える問題

こちらのつぶやきに引用リツイートで返信しようとしたら長くなったので記事にします。おにやんま食べながら呼吸のように呟くのを心情としているのですが、こうして真面目に読んでくださる方もいると考えると、なんかもうすみませんという気持ちです。 せっかくなので言いたかったことを少しまとめてみます。タイムラインのツイートに触発されて書いているだけなので、該当するとおぼしきツイートが真に何を問うているかとか、何に対して言及されているのかとかは正直よくわかっていないので、あまりそこは気にせず

フォトグラファータートルネック「OMI」を発売

構想一秒、製作一年のタートルネックこんにちは、寝てるだけで寝癖が出来上がるフォトグラファーの黒田明臣です。 この度、百着限定ではありますが自分の偏愛を詰め込んだタートルネックを作ってしまいました。構想一秒製作一年。こだわりを詰め込んだ一着です。 名前は「OMI」。友人の石川穣氏に命名していただきました。(ありがとうございます。) カラーバリエーションなどは一切なし。黒一択の一本勝負です。 本記事では、制作に至った過程と共に、こだわりポイントについてお話させていただきま

最後の30代

最後の30代がはじまった。 2年前に急逝した父は、帝国ホテルに生涯勤めて常務取締役に。引退後は帝国ホテルキッチンの会長として晩年を過ごす矢先のことだった。父と同じだけ生きられるとしたらオレは残り28年。とうに折り返しは過ぎている。 父が日本のクラシックを象徴とするようなホテルに勤め続けて毎日スーツを着て仕事に行っている傍ら、オレはほとんど才能に感けた日々を30年間過ごしてしまった。正す襟もないような状態からこの数年、かろうじて背広に身を包みながら不惑に挑む。 尊敬する赤

写真展 GO BEYOND に寄せて

本日より、全国どこでも楽しめるバーチャル型写真展 GO BEYOND が開催されます。 11月末の告知からきっかり3週間を経て、ようやくサイトをリリースすることができました。 GO BEYOND というのは写真展名。ウェブサイトはGALLERY MEDICIISMと言います。Google Pixel と XICO のコラボレーションで実現したオンラインギャラリーで、9名のフォトグラファーが出展する写真展になっています。 情報設計を無視したページ構造、高画素大画面の時代と

映画における娯楽と表現の両立

映画とはアートか、エンターテイメントか。 答えは「そのどちらでもある」です。 写真とはアートか、記録か。という問いを投げかけてもきっと同じ答えになりますよね。 すべての作品がどちらでもあるとは言えず、片方のみが成り立っている状態でも良いのですが重要なポイントが一つあると思っていて。 それは、この2つが高い次元で両立された時に、その作品は一つを突き詰めただけでは到達できない領域に位置することができるということです。 娯楽に振り切ろうと思えば振り切れる部分があったはずな

もののあはれを知ること

もののあはれって聞いたことありますか? ちょっと大げさなことをつぶやいてしまいましたが、わりと真剣な話です。 自分がこの言葉を意識しはじめたのは2007年。小林秀雄という近代批評家にドハマリしていた時期です。小林秀雄は晩年11年もの歳月をかけて本居宣長を名に冠した文学作品を発表します。とてつもない年数にも思えますが、この事実に対して小林秀雄は、本居宣長が晩年34年もの歳月をかけて古事記を完成させたことと比べても11年では短すぎると語っています。 自分なんかには途方もなく

フォトグラファーのレバレッジ効果

レバレッジ効果とはレバレッジ効果というワードは、テコの原理からきていて、金融の世界でよく使われている用語です。とはいえ、現代のクリエイターにとっても関係のあるテーマだったりします。 テコの原理というのは、小さい力で大きなモノが、テコを使うことによって動かすことができるというもの。 一般的に活用されているのは、為替取引などで自己資本が少なくともその信用などを元手にして他人資本を取り入れながら、より大きいリターンを得たり(損失になったりもしますが)することですが、テコの原理と

戦略と戦術のちがいを考えてみる

SNS時代の生存戦略とはいっていますが、そもそも戦略ってなに?戦術の違いとは?という話です。 戦略というのは、戦いを略すると書くわけですが、目的を達成する為のシナリオや方策といった言い方もできるものです。戦術というのは、戦う術(すべ)と書くように、戦略をどのような術によって実現するかというもの。 そして、戦略と戦術という言葉が機能するためには、その前段となる目的が必要不可欠です。 目的なくして戦略も戦術もないつまり、目的なくして戦略はなく、戦略なくして戦術はないといった

「考える」、「つくる」、「発信する」

SNS時代の生存戦略とは何か。 前回のサークルイベントでは、そんな話を冒頭にお話させてもらったのですが、ざっくりと生存戦略とは何かをまとめました。 ポイントは大きく三つに集約されるという話です。 ・考える ・つくる ・発信する 対象は何であれ、これが生存戦略の骨子と考えていますよ、という話だったのですが、こちらでも改めて書いておこうと思います。 SNS時代とは 戦略とは戦い方を略すると書いて、戦略。目的を達成するための戦略であって、逆に言えば目的が必要となります。

サークルへの移行

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クリエイティブの民主化

2000年代におきたインターネットの発展というのは、平たく言えば情報の民主化の歴史と言い換えることができます。たぶん。インフォメーションテクノロジーからITと呼ばれているように、情報技術の発展なんですよね。 これは限られた人だけが知っている暗黙知がオープンとなり、形式知化されることで、知的好奇心を持つ人がその欲求を満たすことができるようになった世界です。 我々一般人の知識やライフスタイルが変わりました。これはもうこんなちっぽけなnoteでは書ききれないほどの多くの変化をも

具体と抽象

コミュニケーションをしていくにあたって、たまに会話が成り立たない事があると思うんですけど、これってなんなんだろうということを考え続けて一つの答えにたどり着きました。もちろんこれが全てではないのですが、色々なことをこれで説明できるとも言えるかなと思っていて、今回はその話を備忘録がてら。 結論から言うと、具体と抽象を行き来できない人がいる、特に抽象的な話をできない人が一定数いるという話です。

究極

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アイスバーグ理論

アイスバーグの理論というものがあって、ご存じの方もいるかもしれませんが、人間関係を見つめるにあたって非常に参考になる考え方だったりします。

無自覚に自分は天才という前提で生きている人々

さいきん会社でもよく言ってることなのですが、インプットをせずに生きるというのは中々勇気のいることですが、意識しないとインプットなんてやってられないところもありますよね。